概要

戦略研究センター X線・光赤外線宇宙物理研究領域は、宇宙物理学の観測的研究を推進する研究拠点として2019年に設立された宇宙観測研究センターを引継ぎ、2022年に新領域として設立されました。現代の宇宙観測は、あらゆる波長の電磁波からニュートリノや重力波といった電磁波以外の手段を用いて飛躍的に発展を遂げています。観測装置の高度化、大規模化とともにさまざまな手段で得られた観測データを自在に利用することが、ますます重要になってきています。本センターでは、国立天文台やJAXA宇宙科学研究所との共同研究をもとに、国内外の光・赤外線やX線・ガンマ線の最先端の観測装置を用いた観測によって、天体の形成・進化および物質・エネルギーの生成・循環について宇宙物理学の研究を推進しています。同時に、次世代の観測装置開発や波長横断的研究を推進するためのデータ提供のあり方についても研究をすすめ、その成果のコミュニティへの還元を目指しています。

X線・光赤外線宇宙物理研究領域紹介(PDF)

お知らせ

2026/09/049月25日(金)に国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 立石大氏によるセミナーが開催されます
2026/09/0310月14日(水)に行われる令和8年度戦略研究センターシンポジウムにて勝田哲准教授が講演します
2026/04/094月17日(金)にColumbia University Kaya Mori氏によるセミナーが開催されます
2025/11/0712月3日(水)に株式会社ispace 野﨑順平氏によるセミナーが経済学部長田健ゼミと共催で開催されます
2025/11/0111月17日(月)にCEA Saclay Leïla GODINAUD氏によるセミナーが開催されます
2025/10/0710月15日(水)にSlovak University of Technology Andrej Dobrotka氏・Jozef Magdolen氏によるセミナーが開催されます
2025/08/018月21日(水)に東京都立大学 藤田裕氏によるセミナーが開催されます
2025/07/167月19日(土)に埼玉大学連続市民講座 part 16にて寺田幸功教授が講演します
2025/06/043月31日(月)に理化学研究所 大城 勇憲氏によるセミナーが開催されます
2025/03/106月16日(月)にColumbia University Kaya Mori大城 勇憲氏によるセミナーが開催されます
2025/02/032月10日(月)に京都大学 成田拓仁氏・内田裕之氏によるセミナーが開催されます
2025/02/032月10日(月)に京都大学 成田拓仁氏・内田裕之氏によるセミナーが開催されます
2024/11/2512月16日(月)にワイズバベル 坂野正明氏によるセミナーが開催されます
2024/11/2512月6日(金)に2024年度埼玉大学研究機構戦略研究センター第1回公開シンポジウムにて寺田幸功准教授・勝田哲准教授が講演します
2024/07/087月31日(水)にJAXA 宇宙科学研究所・宇宙航空プロジェクト研究員 伊師大貴氏によるセミナーが開催されます
2023/11/1611月27日(月)に学振特別研究員 武尾舞氏によるセミナーが開催されます
2023/10/3012月15日(金)にワイズバベル 坂野正明氏によるセミナーが開催されます
2023/10/2511月24日(金)に大阪大学大学院工学研究科 和田有希氏によるセミナーが開催されます
2023/09/119月7日(木)に田代信教授がPIを務めるX線分光撮影衛星 XRISMの打ち上げが成功しました。JAXAプレスリリースはこちら→打上げ成功 XRISMクリティカル運用期間終了
2023/09/089月15日(金)京都大学理学研究所 Shiu-Hang (Herman) Lee (李兆衡) 氏によるセミナーが開催されます
2023/09/069月28日(木)に令和5年度埼玉大学研究機構戦略研究センター第1回公開シンポジウムが開催されます。→詳しくはこちら
2023/07/268月26日(土)に田代信教授がPIを務めるX線分光撮影衛星 XRISMが打ち上げられます。XRISM×SLIM特設サイト ファン!ファン!JAXA!
2023/06/148月8日(火) NASA/GSFC, Maryland Universityの林多佳由氏によるセミナーが開催されます
2023/06/126月30日(金) 勝田哲准教授主催のワークショップが開催されます
2023/02/01佐藤浩介准教授がJSPS 二国間交流事業に採択されました
2023/02/22勝田哲准教授、田代信教授、寺田幸功准教授、佐藤浩介准教授の研究がプレスリリースされました→埼玉大学Webサイト
2022/12/09田代信教授の携わる研究がプレスリリースされました→埼玉大学Webサイト
2022/02/14寺田准教授がJSPS 令和4年度研究拠点形成事業・先端拠点形成型に採択されました
2021/10/1810月22日(金)開催 セミナー情報を掲載しました

メンバー・研究紹介

田代 信(TASHIRO Makoto)

理工学研究科 教授

研究活動業績(埼玉大学研究者総覧)

研究室webサイト

X線天文衛星・ガンマ線バースト観測衛星の開発。活動銀河核やガンマ線バーストの観測的研究。 JAXA X線分光撮像衛星(XRISM)計画PI。

寺田 幸功(TERADA Yukikatsu)

理工学研究科 教授

研究活動業績(埼玉大学研究者総覧)

研究室webサイト

X線天文衛星や地上γ線望遠鏡の開発。宇宙における熱的プラズマや非熱的現象、重元素合成に関する観測的研究。XRISM衛星科学運用部門リーダー、国際天文高エネルギー衛星較正連合(IACHEC)分科会チェア。

大朝 由美子(OASA Yumiko)

教育学部/教職大学院/理工学研究科 准教授

研究活動業績

研究室webサイト

可視光・赤外線および電波を用いた観測天文学。星・褐色矮星・惑星の形成や、系外惑星についての観測的研究を中心に、次世代TMT望遠鏡の推進や光赤外大学間連携事業の運用、光赤外望遠鏡の観測装置開発なども行っている。

勝田 哲(KATSUDA Satoru)

理工学研究科 准教授

研究活動業績(埼玉大学研究者総覧)

研究室webサイト

主にX線天文衛星を用い、恒星が一生の最期に起こす超新星爆発、太陽、地球超高層大気の観測的研究を進めている。

最新セミナー開催情報


ニュークリア x 宇宙物理? ~異分野融合で挑む安全な1F廃炉への挑戦~

日時:2026年9月25日(金)14:00-15:00

講演者:立石大(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

場所:物理会議室(理学部1号館4階)

概要:

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、「ニュークリア × リニューアブル」を掲げ、2050年の脱炭素化に向けた研究開発を進める日本唯一の総合原子力研究機関である。
JAEAでは原子力科学、物性の研究、放射線計測など、物理学の知識が活きる幅広い分野で先端的かつOnly oneな研究開発を展開している。

本発表では、まず JAEA が担う研究開発業務を紹介し、具体的な業務内容や職制について紹介する。
続いて、埼大OBの若手研究者が取り組んでいる業務として、福島第一原子力発電所(1F)の廃炉の実現に向けた研究開発のうち、原子炉建屋(R/B)の解体等の廃炉作業を安全かつ効率的に進めるための研究開発について紹介する。

1FのR/B内部には、事故で放出された大量のCs-137由来ガンマ線が存在するため、作業を安全に進めるには、R/B内の放射性物質の分布を正確に把握することが不可欠である。
しかし、測定そのものが作業員の被ばくにつながるため、ロボットによる遠隔測定技術が求められている。
また、強いガンマ線環境下でも内部被ばくの原因となるαβ線放出核種による汚染を検出できる検出器の開発や、限られた観測点から汚染状況を推定する解析技術も重要な課題である。
本発表では、これらの研究開発の現状を紹介するとともに、宇宙物理で使われるX線・ガンマ線検出器との違いを議論する。





今までのセミナー情報はこちら

問い合わせ・アクセス

埼玉県さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学 理学部1号館5階 物理学科事務室

TOP